スズキ「アルトラパン」

スズキのラパンが軽自動車の初期品質1位に、2位もスズキ ワゴンRで1・2フィニッシュ!

どうやらスズキ車に対する認識を改めないといけないようです。
J.D.パワー アジア・パシフィックという企業をご存知ですか?企業に対する顧客満足度などを調査している会社なんですが、8月31日に軽自動車の新車に対する顧客満足度調査ともいえる初期品質の調査結果を発表しています。
その調査によるとスズキ車が1位2位を独占、という結果となりました。

新車購入後、初期段階での不具合がいかに少なかったか?という調査

調査の内容は、2009年10月~2010年3月までに軽自動車を新車で購入した人を対象に、初期段階での不具合の有無を調査、その結果をランキング形式でまとめたもので得点が低いほど不具合指摘が少なく、品質が良いことを示しています。

以下がそのランキングです。

2010年軽自動車初期品質調査
順位メーカー車種得点(低いほど優秀)
1位スズキラパン81
2位スズキワゴンR86
3位ダイハツミラ93
3位マツダAZ-ワゴン93
5位ホンダゼスト95
5位三菱eKワゴン95
7位ダイハツミラココア97
7位ホンダライフ97
9位ダイハツタントエグゼ100
10位日産モコ105
10位日産ルークス105
業界平均105
12位スバルステラ106
13位ダイハツエッセ107
14位スズキパレット111
15位ダイハツタント124
16位ダイハツムーブコンテ128
17位ダイハツムーブ144
出典: J.D. パワーアジア・パシフィック2010年日本軽自動車初期品質調査SM



スズキが上位2つを独占するなど健闘が目立ちますね。私は個人的にあまりスズキの車が好きではないのですが、ちょっと考えを改める必要がありそうです。
ただ、スズキは上位を占めたものの次に続くのが14位のパレットと間が空いてしまっているのが気になります。

メーカー別にみてみると業界平均以上の11車種にダイハツが3車種、スズキ・ホンダ・日産が2車種、マツダ・三菱が1車種ずつという結果となります。スバルだけが業界平均以上にランクインしていないのも少し残念ですね。

ユーザーの新車購入後に経験する不具合にも変化が

最近は自動車自体の品質が向上していることもあり、軽自動車の不具合は壊れたり、動かないなどの製造不具合より「使い勝手が悪い」などの設計ミスによるものが増加傾向にあるそうです。

そんな中高得点をマークしたスズキのラパンはいうなれば使い勝手の良い車と言えそうですね。
こういう情報も車選びの参考になさってはいかがですか?

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