こんにちは、元ガソリンスタンド店員のyo-heiです。
JAFが調査した全国のガソリンスタンド(店員給油・セルフ給油)での燃料の給油間違いによるトラブルの調査結果が発表されていました。
ガソリンスタンドで燃料の給油ミスをした理由とランキング
- 1位「いつも乗る車と同じ燃料と思い込み」「勘違いした」41件 - 16.1%
- 2位「うっかり」「急いでいた」24件 - 9.4%
- 3位「普段使用しない車だった」22件 - 8.6%
- 4位「軽自動車」は「軽油」だと思っていた。17件 - 6.7%
- 5位 給油機の操作ミス 13件 - 5.1%
上の理由を見ていると給油ミスは殆どの場合、確認ミスや思い込み、勘違いなどが占めていることがわかります。ガソリンスタンドでは燃料の給油ミスのことを混油(こんゆ)と呼んでいましたが、慣れているスタンドの店員ですら間違えることがまれにありました。セルフ式のスタンドが増えた現在は燃料の給油ミスが減らないのも納得です。
思い込みや勘違いでの給油ミスはしょうがないと思う。人間だもの
普段乗らない車や、たまたま友人・知人に車を借りたときなどに給油すると、いつもの癖でつい給油する燃料を間違ってしまうことは十分考えられると思います。
そもそも車がどの燃料で走っているのか分かりにくいのも問題です。スタンドの店員などはエンジンの音や車種によって殆どガソリン車か軽油車なのかを一瞬で判断できますが、一般ドライバーには無理な話です。
そこで考えた燃料の給油ミスを防ぐアイデア
思い込みや勘違いで給油ミスが起こるのはある意味必然として、どうすれば給油ミスが起こらないようになるかを考えてみました。
- 国内の乗用車は全てガソリン車、トラックなどの大型車は軽油車に統一する
- ガソリンスタンドの燃料ノズルの色と給油口のキャップの色を統一する
- 違う種類の燃料ノズルを挿入できないようにノズルと給油口のサイズを合わせる
- 給油口を空けたと同時に音声ガイダンスが流れる 例「この車には軽油を給油してください」とか
どうでしょう?少々無理っぽいアイデアもありますが実現できそうなものもありません?
給油口のキャップの色と燃料ノズルの色を統一するのは十分実現できると思いますし、効果も高いと思います。
音声ガイダンスが流れるというのもアイデアとしては面白いのではないでしょうか?
ところで軽自動車の軽は軽油の軽?
では当然ありません。それどころか軽自動車で軽油を燃料としている車はありませんが、軽自動車を軽油で走る車と思っているドライバーって結構多いんですね。
軽自動車の燃料はガソリンのみだと覚えておいてください。それではまた!