遂に発売開始となったダイハツ「イース」この日を心待ちにしていた方も多かったのではないでしょうか?
このブログでは1年以上前からイースに注目して新しい情報が出るたびに記事にしてきたわけですが、その情報は限定的なものばかりでとても漠然としていました。
正式な車名もミラ イースと決まり本日、9月20日よりついに販売開始となり、ようやくイースの全貌が明らかになったわけです。
おおまかな特徴はダイハツ「イースの」7つのポイントをご覧頂くとして、現時点でのガソリンエンジン車最強と言ってもいい第3のエコカーの詳細に迫ります。
エコカー=ハイブリッドの図式をぶっ壊す軽自動車の革命児 ダイハツ「イース」
これまでエコカーといえばまずハイブリッドカーが思い浮かびました。ご存知プリウスがその代表格です。
他にエコカーといえば日産の電気自動車「リーフ」などが挙げられますが、ハイブリッドカーの牙城を崩すには今のところ役不足のようです。
つまり昨日まで、エコカーといえばハイブリッドカー、即ちプリウスだったわけですが、そこに満を持して登場したイースがその図式を塗り替えてしまうかもしれません。
グレードは6タイプで価格は79.5万円から
当初のアナウンスどおりイースの最廉価グレードは80万円を切ってきました。この価格でプリウスに迫る燃費が手に入る事実は衝撃といえるでしょう。もちろん燃費はプリウスのほうに軍配が上がりますが、その差はわずかに2.6キロです。
一方で車両本体の価格差はプリウスの最低グレードが2,050,000円ですから2.5倍の開きがあります。この価格差は燃費の良い車を手に入れるためにプリウスを選んだという人にはショックを与えるかもしれません。
実質的には”L”以上が一般ユーザー向けグレードか?
グレード | 価格 | 燃費 | 備考 (主な装備など) |
---|---|---|---|
D | 795,000円 | 30.0km/ℓ | 自発光式デジタルメーター オーディオレス 集中ドアロックなし マルチインフォメーションディスプレイ |
L | 895,000円 | 30.0km/ℓ | マルチインフォメーションディスプレイ |
X | 995,000円 | 30.0km/ℓ | キーレスエントリー スモークドガラス エコドライブアシストディスプレイ セキュリティアラーム |
G | 1,120,000円 | 30.0km/ℓ | オート格納式ドアミラー※ キーフリーシステム(イモビライザ機能付)※ プッシュボタンスタート※ ドアミラーターンランプ エコドライブアシストディスプレイ セキュリティアラーム |
Xf (4WD) | 1,095,000円 | 27.0km/ℓ | 寒冷地仕様 |
Gf (4WD) | 1,220,000円 | 27.0km/ℓ | 寒冷地仕様 |
※メーカーオプション
やはり気になるのは最廉価グレードの”D”ですが、さすがに装備品は簡素ですね。ホイールはスチールでキャップなし、集中ドアロックなしおまけにオーディオレスという潔さです。
最近の軽自動車の装備がやたら豪華なことを考えると、購買意欲が沸くのは”L”グレード以上ということになりそうです。ただ、装備品の差を比べると”X”グレード以上を選んでおけば後で後悔することは少なそうですね。
燃費の良さを考えると装備品は少しくらい贅沢しても良いのではないでしょうか。
カラーバリエーションはミラシリーズの仲間入りをしたこともあってか、パステルな色合いから濃い目のメタリックまで8種類のラインナップを用意してあり、幅広いユーザーをターゲットに設定していることがうかがえます。
外見はほぼミラといっていい感じに落ち着いてしまったのが少し残念です。
コンセプトカーとして発表された当初のスタイリングは残念ながら用意されなかったようです。ヘッドライトやバンパーなどフロント周りが刺激的で気に入っていたのですが、しょうがないですね。
個人的には特別仕様であのミニクーパーのようなカラーリングが登場するのを期待します。
今回は特にグレードにスポットを当ててみましたが、まだまだ気になる部分があるので、第3のエコカー ダイハツ「イース」には今後も注目して最新情報を紹介していきたいと思います。