ダイハツ「イース」コンセプト

発売間近!のダイハツ イース(e:S)を語れるようになるかもしれない7つのキーワード

今年発売の軽自動車でおそらく最も注目されているであろうダイハツのイースですが、なぜそれほど注目を集めているのか?発売開始まで待ちきれないという方も多いのではないでしょうか。逆にダイハツ イースのことを良く知らないという方もいると思いますが、今回はこれだけ知っておけばイースを語れる(多分)というようなキーワードを選んでみました。

キーワード1.「リッター30Km」

リッター30Km、もちろん燃費のことです。これこそイースが注目を集めている理由です。軽自動車にハイブリッドはいらないという考えの下に従来のガソリンエンジンを徹底的に煮詰めなおした、国産車最高クラスの燃費を誇ります。以下がその燃費を達成するためにイースに搭載される技術です。

  • エンジン ・・・ 外部EGR・スーパーインテリジェント触媒・燃焼室内のイオンを検知して触媒を活性化させる触媒早期活性化システムなどを採用
  • アイドリングストップシステム ・・・ 時速7キロ以下になるとエンジンを自動停止させる新開発のアイドリングストップ
  • 軽量なボディ ・・・ 空力特性に優れた700kgという超軽量なボディ


キーワード2.「停車前アイドリングストップ」

上に書いたようにリッター30Kmを達成するための技術としてイースもアイドリングストップを搭載していますが、従来の車速ゼロでエンジンストップする方式ではなく、時速7キロ以下になると自動的にエンジンストップする国産初となる新機能を盛り込んだアイドリングストップ方式を用いて更なる燃費向上に成功しています。

キーワード3.「ガソリン車最高クラス」

何が最高クラスなのか、もちろん燃費が最高クラスなんですがリッターあたり30Kmという燃費は、国産のガソリン車では文句なくトップクラスの省燃費です。(プリウスの方が若干燃費は上ですがあちらはハイブリッドなので)

キーワード4.「80万円」

前述したようにハイブリッドの道を選ばずに逆に低価格化に成功したイース、徹底的なコスト削減で新車にして最廉価版モデルでは80万円を切る価格となりそうです。

キーワード5.「e:Sテクノロジー」

「e:Sテクノロジー」とはEnergy Saving Technologyの意味でこれからの自動車作りに欠かせない「低燃費」「低価格」「省資源」を既存技術のブレイクスルーによって達成しようとする試みです。これまでの限界点を突破(ブレイクスルー)することによって達成したリッター30Kmの燃費はまさに「e:Sテクノロジー」の集大成といえそうです。

キーワード6.「第3のエコカー」

これまでエコカーといえばHV(ハイブリッド)車や電気自動車がそれにあたりましたが、ダイハツはこのイースを第3のエコカーと位置づけ従来のガソリン車から一歩抜け出した存在を確立したい考えです。重要なのはダイハツはイースによってこれまでのエコカーの概念を本気で変えるつもりでいるということです。既存技術にはまだまだ改善の余地アリと踏んでいるんですね。

キーワード7.「エコ発電制御(減速エネルギー回生機能付)」

これは個人的にはとても気に入ったシステムですが、オルタネーターと呼ばれている自動車の発電機は通常、エンジンからの動力をベルトを介してモーターを回して発電する方式を採用しています。そのためエンジンの回転速度に比例して発電量が増加するのですが、ダイハツはなんと減速時のエネルギーによってオルタネーターで発電する回生機能をイースに取り入れています。
これにより通常走行時・加速時のエンジン負荷を低減することができ燃費向上に貢献しています。運動エネルギーを熱エネルギーに変換して減速する自動車のブレーキシステムはこれまで、いわばエネルギーを空中に捨てていましたがこの回生機能によって捨てていたエネルギーの何%かを回収できるようになるでしょうからこの機能は注目に値します。

ダイハツ「イース」はこれからの軽自動車の新基準となる!

さて、以上の7つのキーワードでダイハツ「イース」を語りつくせるかどうかは置いといて、注目すべき点がイースにはいくつもあることがお分かりいただけたでしょうか?これからの軽自動車の基準となる、は決して大げさではないと思います。今後は各メーカーがイースに追いつけ追い越せで新たな低燃費車を投入してくるでしょうから「イース」の果たす役割はとても大きいといえるのではないでしょうか?

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