Google

車の自動運転技術は実用可能なレベルに近づいている。Googleが既に公道上での試験走行を重ねているそうです。

Googleってこんなことまでやっているのか!と正直驚きました。
私の場合、ネットで調べ物をするときなどGoogleさんにはとてもお世話になっていますし、それどころかいまやWEBメールもブラウザもGoogleのものを使っています。
そんなGoogleですが、IT関連のサービスだけじゃなくて実世界で役立つ技術も開発したりしているんですね。ビックリです。

なぜグーグルが自動走行のロボット自動車の開発を?

これは私も不思議に思いましたが、Googleの企業理念は「テクノロジを用いて大きな問題を解決する」だそうで、その範疇は何もインターネットの世界だけではないようです。
この理念を自動車に当てはめて考えると「交通渋滞と交通事故が解決すべき大きな問題」となるわけですね、なるほど納得。

米Googleは10月9日(現地時間)、自律的に走行する自動車、いわゆるロボットカーの技術開発を公式ブログで報告した。公道を使用した試験走行を、すでに140,000マイル(約225,000キロ)以上も行っているという。
Google、次のターゲットは交通問題、ロボット自動車技術を開発:マイコミジャーナル

すでに公道上でテスト走行を行っているというのは驚愕ですが、もうそんなところまでこの分野の技術が進んでいるということですね。

どうやってロボット自動車が道路を走るのか

さて、この自立走行で自動的に道路を走るロボットカーが一体どうやって障害物や信号を判別しているのかというのが不思議ですが、事前に収集した道路の最新情報をマッピングしておきそれをロボット自動車に搭載されているカメラ、レーダーセンサー、レーザーレンジファインダーでリアルタイムの情報と照らし合わせ実際の走行モードを決定しているようです。

ちょっと心配なのが、このマッピングした道路情報とリアルタイムの道路の状況を照らし合わせるのがGoogleのデータセンターで行われているという点です。
つまりロボット自動車が加速・減速・・ハンドリングといった車の制御をする際にいちいちデータセンターにデータを送り、そこで制御を決定し車に送り返しようやく車が止まるだの曲がるだののシステムが作動するってことみたいなんです。

高速にデータをやり取りしてGoogleのスーパーコンピューターが一瞬で判断するとしても、実際の車の制御までにはわずかにタイムラグが発生するはずです。それがたとえ0.1秒だとしても数十キロで走行中の車にとっては生きるか死ぬかという分かれ道にもなりかねません。

それでもひょっとするとハンドルを握るドライバーが目で見て脳で判断し手足に信号を送り動かすまでの時間より早いとなれば、確実に事故が減ることになりそうです。
いずれにしても、私個人としてはちょっと楽しみなこの技術、結構期待しています。

ドライバーがハンドルを握らなくても目的地まで連れて行ってくれる夢のような自動車、こんな車に乗れば通勤時など運転は車に任せて仮眠を取ったり、本を読んだりDVDを見たり携帯をいじったり、はたまた私のかねてからの願望も実現可能になりそうです。

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