トヨタ技術会が主催の「TESフェスティバル2012」で軽トラックを分解してトヨタ86(ハチロク)へと変身させるイベントがなにやら凄かったようです。
軽トラックはダイハツのミゼットⅡでトヨタ技術会のメカニック7名がかりで分解。その時間はたったの44秒!
すると今度は、バラしたパーツでスポーツカーを組み立てるという展開に。ダイハツ「ミゼットⅡ」⇒トヨタ「86」という驚きの変身を成功させます。これは凄い!
ダイハツ「ミゼットⅡ」がトヨタ「86」ならぬ86Qに大変身。これぞカーメレオン
バラバラに解体されてしまうかわいそうな車がこちらのダイハツミゼットⅡ。
ミゼットⅡは軽トラックではありますが、ボディは通常の軽トラよりコンパクトでさらに一人乗りだったりする一風変わった軽自動車です。
この車が7名の整備士によってあっという間にバラバラになっていきます。
時間にしてわずか44秒!これはこのイベント開催以来最速タイムだったようです。
続いてバラバラに分解されたミゼットⅡのパーツを素早く組み上げていきます。
エンジン・ミッションが手際よく配置されパッと見バギーカーを裸にしたような状態になります。
そこに86の顔が登場。続いてドアパネルやリアの一体式パネルなどが運び込まれ、シャシーに乗せられると出来上がったのは
トヨタの86ならぬ86Q
見事なチョロQ具合が素晴らしい。元がダイハツミゼットⅡだとはとても思えません。
しかもこの86Qちゃんと走行可能なところがまた凄い。
わずか数分間で分解~組み立てまでしてしまう「TESフェスティバル2012」でのイベントの模様はこちらの動画で見ることができます。
それにしても構造が単純な軽トラックとはいえ、こんな短時間で分解から違う車へと組み立ててしまう技術に驚きの一言です。