大人気のホンダ「N」シリーズに3車種目「N-ONE」が追加され2日より販売がスタートします。
N-ONEはホンダ初の軽自動車「N360」がモチーフで”長く愛される車”を目指した新しいベーシックカーという存在です。軽自動車市場にとってはこの冬一番ホットな新型軽自動車ということで要チェックです。
豊富なグレード設定。上質な内外装のプレミアムグレードも用意
ホンダの気合の入りようがわかるのが、N-ONEのグレード設定。通常グレードの「N-ONE」と上級グレードの「N-ONE Premium」にそれぞれ8タイプが用意され、さらにそれぞれ2WD・4WDが選択できるため、全部で32パターンものラインナップから選択が可能です。
価格にも大きな幅があり、最廉価グレード『G』(2WD)と最上級グレード『Premium Tourer・Lパッケージ2トーンカラースタイル』(4WD)の価格差はなんと557,750円(税込み)となっています。
各グレードの『Tourer』はターボエンジン搭載でなんと1.3Lクラスの走りということで、最近の燃費が良いだけの軽自動車に飽きてしまったユーザーにも楽しめそうです。
Tourer以外のノンターボグレードはもちろん低燃費で、アイドリングストップシステムを搭載した4タイプの燃費は27.0km/ℓ(2WD)となっています。
一目でハートを掴む個性的なエクステリア。お洒落なツートンカラーも用意
最近の軽自動車には珍しい、丸目のヘッドランプとフロントグリル・フロントバンパーとの一体感が特徴的なフロントフェイス。車体色にツートンカラーを5タイプ用意して個性的なエクステリアをさらに個性的にすることも可能です。
インテリアにも全3色が用意されていて、ボディカラーとの組み合わせ次第では自分好みのN-ONEが実現するかもしれません。
安全装備:軽自動車初のエマージェンシーストップシグナルを全タイプ標準装備
軽自動車で初というエマージェンシーストップシグナルは、急ブレーキ時にハザードランプが自動で高速点滅して後続車に注意を促す機能です。
以下はN-ONEに搭載される安全装備の一覧です。
- エマージェンシーストップシグナル
- VSA(車両挙動安定化制御システム)
- 坂道発進時の後退を抑制するHSA(ヒルスタートアシスト機能)
- サイドカーテンエアバッグシステム(Lパッケージに標準装備)
- 前席用i-サイドエアバッグシステム(N-ONE Premium Tourer・Lパッケージに標準装備)
- 歩行者傷害軽減ボディ
- 全方位でクラストップレベルの衝突安全性能
と、ここまで紹介してきたとおり、遊び心あり選ぶ楽しさありの個性的な「N-ONE」。ホンダからこれほど力の入った軽自動車が発売されるのはいつ以来でしょうか?
今年の上半期に圧倒的な強さを見せた「N BOX」が一息ついたところでタイミングよく発売される「N-ONE」は、月間販売台数ランキング上位に食い込むのは間違いなしと思われます。というか1位確定という気がします。
今年はホンダの軽自動車復活の年にどうやらなりそうです。