マルチパフォーマンス・スーパーカーの名に恥じぬ、日本が世界に誇るべきスポーツカー「NISSAN GT-R」の2013年モデルが11月19日に発売されます。
2013モデルではレースなどで培ったノウハウをフィードバックして細部を煮詰め、レスポンス・高速安定性・乗り心地に更に磨きをかけたとのことで、正統進化と呼ぶべきモデルとなっているようです。
主な変更点
エンジン
- 高精度で高出力用のインジェクター採用
- ターボチャージャーの過給バイパスに専用開発したオリフィスを追加
- オイルパンに特殊な構造のバッフルプレートを追加
シャシー
- スプリングとショックアブソーバー、フロントスタビライザーの仕様を変更
- ロントサスペンションにキャンバー調整カムボルトを採用
ボディ
- ダッシュパネルバー2ヵ所と、インストメンバー部にレインフォースを追加
インテリア
- ステッチの色を変更し、ドアトリムやインストパッドの縫い目のピッチを拡大(Pure edition)
- スポーティ感を高めたステアリングホイール(Black edition)
- セミアニリン本革を使用し、手縫いで一品一品仕上げたシートを前席に採用(Premium edition)
またオプションとして、ドライカーボン製リヤスポイラーとレイズ製アルミ軽量鍛造ホイールのセットが用意されています。
グレード・価格
グレード | 価格(税込み) |
---|---|
GT-R Pure edition | 8,757,000 |
GT-R Black edition | 9,639,000 |
GT-R Premium edition | 9,786,000 |
GT-R EGOIST | 15,168,300 |
画像ギャラリー
公式動画
エンジンパワーは最高出力550馬力(6400rpm)、最大トルクは64.5kgf・m(3200-5800rpm)と大きな変化はありませんが、細かな仕様・パーツ変更で安定感・安心感に磨きをかけているようです。
日産の「GT-R」というより、日本の「NISSAN GT-R」と表現したいスーパーカーの発売まであとわずか。海外での販売は来年以降順次開始される予定となっています。