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自賠責保険が値上げに今年度(平成23年)より。改定前後の保険料比較表

自賠責保険(自動車損害賠償責任保険)が今年度より値上げになるそうです。
値上げの理由は「むちうちを始めとする交通事故による後遺障害への保険金の支払額が年々増加していること」としています。

値上げの割合は全車種の平均で12%程度の引き上げとなる見込みです。そこで現在の保険料と改定後の保険料との比較表を作ってみました。

改定前と改定後の予想保険料:自動車損害賠償責任保険

正確な値上がり率が分からないので、ニュースで見た全車種平均12%を元に改定前後の保険料を比較してみます。

今回は最も需要の多そうな自家用乗用車と軽自動車の保険料のみ表にしました。

自賠責保険の保険料比較
改定前・改定後
37ヶ月契約(新車購入時) 24ヶ月契約(車検時)
改定前 改定後 改定前 改定後
自家用乗用自動車 31,600円 35,390円 22,470円 25,170円
軽自動車(検査対象) 26,280円 29,430円 18,980円 21,260円

※10円未満は四捨五入してあります。
※沖縄県、離島などの一部地域は保険料が異なります。

安心して車に乗るためには値上げもやむなしか

2年後の平成25年度からは更に1割程度の値上げを実施するとのことで現在の2割強の保険料を支払う必要がありそうです。

考えてみれば、普通の直る怪我と比べて後遺症の残る怪我への保険金の支払いというのは累積なわけで、そのとき支払って終わりというわけにはいかないんですよね。となると保険金の支払額が年々増加していくのも納得がいきます。

交通事故で後遺症が残ってしまった人は、事故の後何年も、最悪死ぬまでその障害を抱えて生きなければいけないわけで、ということは病院にも通うだろうし薬も飲むだろうし、場合によっては仕事もできないだろう・・・そんな人たちにはもちろん保険金を十分に支払ってもらいたいわけで、自動車を運転する以上はその保険が値上がりすることも理解して協力することも大切な義務だと考えますが、いかがでしょうか?

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