皆さん運転免許持ってますか?持ってる免許の色は何色でしょうか?
僭越ながら私の免許証の色は金色であります。はい、ゴールド免許所持者です。免許がゴールドになってからまもなく1回目の更新がやってくるので、トータル10年ほどは無事故無違反で車を運転していることになります。
ちなみに最後に交通違反で捕まったのは、信号無視(右折レーンで信号が変わりそうなタイミングで慌てて右折したら信号無視と判定された)だったように記憶しています。
それ以来、公衆の面前でパトカーに追いかけられ止められる恥ずかしさと反則金が嫌で、違反をしないように心がけ今に至ります。
と、前置きが長くなりましたが今回は、ゴールド免許を獲得するまでの長い長い5年間を乗り切るまでと、ようやくゲットしたゴールド免許を維持するための運転法をアドバイスしたいと思います。
※はじめにお断りしておきますが、当記事の内容は交通違反を助長するものでも抜け道を提示する意図のものでもありません。
ゴールド免許になるためには?
ご存知のように免許がゴールドになるためには、過去5年間に減点対象の交通違反がないことが条件となります。(減点と書きましたが実際には交通違反の点数制度で言えば加点ですね)
正確には免許更新でのゴールド免許取得の場合、免許の有効期限が切れる年の誕生日から41日前から、さかのぼって5年間に減点がなければ晴れてゴールド免許ゲットです。
いかにして交通違反を避けるか
ゴールド免許の獲得も維持も要領は全く同じで、とにかく交通違反で捕まらないこと、これに尽きます。
ではどうすれば切符を切られずに日々を過ごすことが出来るのでしょうか?それにはまず、どういった交通違反で捕まるケースが多いのかを考えてみましょう。
交通違反の取締り件数トップ5
交通違反の種類別で取締り件数が多い順に、
- <1位>最高速度違反(27.6%)
- <2位>一時不停止(16.3%)
- <3位>携帯電話等の保持・使用(15.6%)
- <4位>通行禁止(10.6%)
- <5位>信号無視(9.7%)
()カッコ内は違反全体を100%としたときの各違反の構成比です。トップ5だけで79.8%、なんと交通違反の約8割がこれになります。
ということは、この5件の交通違反に気をつけるだけでゴールド免許へかなり近づくことが出来るわけです。
スピード違反は点数や反則金も高く、オーバーした速度によっては反則金ではなく罰金という扱いになり、行政処分から刑事罰の対象となるため気をつけましょう。
通行禁止違反は一方通行の道路を反対に走ったりした場合の違反です。走り慣れていない道路では意外と盲点なのでこれも注意です。
トップ5以外の違反で気をつけたい違反
上の5件以外で気をつけたいのが
- ①初心運転者表示義務違反
- ②横断歩行者等妨害等
- ③駐停車違反
- ④整備不良
運転初心者が意外とはまりやすいのが初心者マークのつけ忘れです。ちなみに私も初心者時代にやられました。始めの1年間は点数も3点しかないのでこの期間は特に辛抱が必要です。
②は横断歩道の歩行者の邪魔をしてはいけないというものです。当然ですが交通ルールは交通弱者に対する安全を脅かすものに対しては厳しいです。なので横断歩行者等妨害等違反は思ったよりも厳しめで切符を切られる場合もあるようです。
横断歩道以外でも切符を切られたなんてことも。
→横断歩道外で横断歩行者等妨害等で切符を切られました。
③駐停車違反は言うに及ばずですが、④整備不良の場合自分で気付きにくいもの(ブレーキランプ切れ等)もあるので見落としがちです。
走りなれない道路は標識に気をつけろ!
普段あまり走らない道路を走行中は標識に目を配りましょう。制限速度や一時停止の標識は特に意識して確認しておく必要があります。
よく慣れた道路を走るように漫然と運転していては、一時停止の標識などうっかり見落としてしまうかもしれませんよ。
覆面パトカーに気をつけろ!
覆面パトカーは意外にそこら辺にいるものです。昔は覆面パトカーといえばクラウンばかりでいかにもといった感じでしたが、最近の覆面はぱっと見では本当に分かりづらいものばかりです。
これはセドリックですが、昔の覆面パトカーってだいたいこんな感じでしたね。
まだ現役で走っているのでしょうか。最近ではめっきり見かけなくなりました。
最近の覆面パトカーはひと目ではわかりづらくなっています。こんなクラウン街なかでいくらでも見かけますよね。
覆面パトカーを見破るコツは昔なら特徴的なフォグランプや、ホイールカバーなしのホイールなどありましたが現在ではあまり通用しません。渋い顔したおじさん二人組が乗ってたりしたら念の為気をつけるくらいでしょうか。あとはダッシュボードにカメラレンズが取り付けられてたり、助手席側にもバックミラーがついてたりしますが、走行中で後ろに付かれた場合は見分けるのが難しいでしょうね。
ところでなぜ「覆面パトカーに気をつけろ」なんて言うかですが、世の中には意地悪なおまわりさんもいるようで、、、念の為。
→覆面パトカーに煽られました。
ネズミ捕りのポイントを把握しよう!
ネズミ捕りが行われる場所はだいたい決まっています。その地域の特に危険な場所や違反者の多い場所、あるいは待ちぶせしやすい場所などがポイントとなります。
普段は違反に気をつけて運転していても、人間ふと気が緩む瞬間が必ずあるものです。ベルトをうっかり閉め忘れたり、停止線をついオーバーしたときに限ってネズミ捕りにひっかかったなんてことありませんか。
よくネズミ捕りをしている場所を把握しておけば、その場所に近づくだけで「ベルト締めたかな」とか「あそこは確実に止まらなきゃな」という具合に自分の運転を再確認することもできます。
「免許の有効期限が5年間」をモチベーションに!
免許の更新って面倒ですよね。交通安全センターには朝早くからびっくりするくらいの人が免許の更新に訪れます。違反者講習なら数時間がかり一般区分でも2時間ほどかかるでしょうか。それがゴールド免許ならビデオ見て指導員のお話聴く程度で終わりです。次は5年後まで行かずにすむんです。
これはわりと大きなモチベーションになると思うのですがどうでしょう。私の場合ゴールド免許になって一番嬉しかったのは免許の有効期限が5年間になったことです。だって免許の更新本当に面倒なんですもん。あと、しれっと交通安全協会の会費を払わせようとする係の人にも会わずに済みます。
犯しがちな違反に気をつけて、落とし穴にはまらないような運転でゴールド免許をゲットしよう
本来、交通ルールを守るのは安全のためであり点数を守るためではありませんが、点数を守った結果無事故無違反でゴールド免許が取得できるなら、それもありではないでしょうか?
うっかりミスなどで大事な点数を失わないように、普段からよく走る道路は注意深く観察しておき、走りなれない道路はさらに慎重に周囲に気を配ることがゴールド免許への近道です。