お隣中国からガソリンの給油に関する驚きのニュースが入ってきました。
場所は中国東部の江蘇省にある中国石油化工(シノペック)のガソリンスタンド。この日給油に訪れたBMWが給油後、スタンドから200mほど走行したところでエンジンが停止したとのことです。
ガソリンタンクの中は水とガソリンで2層になっていた
このBMWを整備工場で調べたところガソリンタンク中の水分が全体の40%を占めるほど含まれていることがわかりました。
さらに同じスタンドで給油した別の車(GM車)が、同様に水分の混ざったガソリンでエンジントラブルを起こしていて、この車のガソリンタンク中には80%の水分があったそうです。
ガソリンスタンドを運営する中国石油化工によるとガソリンへの水分の混入を認めましたが、故意の水増しではなかったと説明しています。
また輸送タンク内の水蒸気が冷やされて水が混ざるため店のタンクに移し放置して水と油を分離させているそうですが、この作業を従業員が怠ったことが原因とのことです。
一点疑問なのが、仮に輸送タンク中の水分が結露によりガソリンに混入したとして、ガソリンと水分の割合が20:80になることなんてあり得るんでしょうか?不思議な現象が中国では起こるようです。
日本のガソリンスタンドでは、そもそも水と油を分離するために放置するという作業自体聞いたことがない(知らないだけ?)ので皆さんご安心を。
関連リンク
⇒サーチナ
キャブレターに水を付加する燃費グッズがありましたけどねえ
80%はあり得ない